TOEIC

3ヶ月で830点を取った私が愛用したTOEIC参考書 7選

公式TOEIC Listening & Reading 問題集

唯一信じていい最高傑作

概要・特色

実際にテストを作成しているEST (Educational Testing Service)が作成した、TOEIC唯一の公式教材。

2回分の本番の模試。

評価:

言わずもがな、TOEICの学習する上で最も軸となる非常に重要な参考書。

他の参考書は"公式問題集とそれ以外"といった感じ。

問題作成者はTOEICの運営そのもので解説は丁寧、リスニングのスピーカーも本試験とと同じ人なので、本番を再現した学習をすることができる。

また他の市販の模試にありがちな質の悪い問題もないので、安心して取り組むことができる。

補足

公式問題集4から7まで投資するのがオススメだ。

TOEICのテストは年々難しくなっており、1~3までは問題が優しい良いトレーニングとは言えない。

公式問題集は1週間に一度は解き、本番までに最低でも2周はするようにしたい。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC界の変態が生み出した単語帳

概要・特色

TOEICで26回「990点」を記録した大学教授『TEX加藤』によって開発された単語帳

単語数は1000。

評価

一見1000単語と少ないように思えるが、これ一冊で必要な単語量不足になるということはなく、またほぼ出題されないような無駄な英単語は載っていないので、効率的に学習することができる。

補足

外面上は1000単語だが、単語毎の品詞別の意味を含めると2000語近くなるので、実際に覚えなければならない単語は見かけよりも多い。

また人の集中力というのは分からない英単語が出た瞬間に割とキレがちで、長文が続くPart7を解く上でそれは致命的だ。

「分からない単語は文章から予測すれば良い!」などと言われているが、それは単語の学習を疎かにしていい理由にはなるわけではなく、本番ではやはり英単語の習熟度がモノを言う。

どんなに勉強する気がしない時でも、この単語帳だけは必ず毎日開きマスターしたい。

TOEICテスト 中学英文法で600点!

導入本として最適

概要・特色

中学英語レベルの文法をTOEICの出題形式を用いながら解説。

最後にリーディングのミニ模試付き。

評価

多くの人が疎かにしている中学英語の理解度をこれ一冊でカバーでき、同時にTOEICがどういった試験なのかということについても知ることができる。

またボリュームも多くないので、しばらく英語に触れていない人が最初に手を付けるウォーミングアップの参考書に適している。

このテキストを完璧にマスターできたら、あとはプラスαの知識をつけていくだけなので、その後の勉強はとても楽に感じるだろう。

補足

私は基本的に問題の合間にあるコラムは無視することを推奨しているが、この参考書においては一読することをオススメする。

この中学英語の部分だけは疎かにして分からないことを放置してしまうと、後々の学習に響くからだ。

もちろん長くやる必要はないので、ある程度自分で納得のいく理解ができたら次のテキストに進もう。

短期間で800点を狙う人が最初に中学レベルの参考書に手を出すのに抵抗があるかもしれないが、恥ずかしがる必要はない。

ほとんどの日本人はこのに本に書いてある内容の英語すらも怪しいのだから。

[音声DL] TOEIC L&Rテスト Part2 応答問題 でる600問

現在の形式では必須

概要・特色

Part2に特化した参考書。

最後に250問分のミニ模試付き。

評価

近年TOEICのPart2の問題が難化傾向にある。

というのも英語の能力を問うのに全く関係ない、いやらしい問題が増えたからだ。

私が学習していた頃も、思わず「はー??これが答えかよ」と言わずにはいられないストレスフルな問題が多かった。

これに関しては考えるよりも問題数に触れて、馬鹿げた問題にも対処できるような対応力を身につけたい。

このテキストの良いところは、そういった質問に対する受け答えがズレているような問題をあえて収録していることで、問題のタイプ別に解き方を詳しく掲載している。

問題数も628とボリュームも申し分なく、これ一冊やり終えることができたらもうPart2に関する心配はないだろう。

補足

リスニングで伸び悩んでいる人の特徴として、Part3,4ばかり学習していてPart2を過小評価していることがある。

リスニングで450点以上取りたい場合はPart2の全問正解はほぼ必須なので、取りこぼしがあるひとは早めに克服しよう。

極めろ!リーディング解答力 TOEIC L&R TEST PART5 & 6

知る人ぞ知る隠れ良著

概要・特色

750ページにもなる大著。

Part5 &6の問題を見開きで解説。

評価

なぜTOEIC界隈にお『いてこ『極シリーズ』の知名度が低いのか不思議なくらいだ。

Part5や6の文法問題は『知ってるか、知らないか』で正答できるかが決まる。

それは如何に多様な問題に触れることができるかが鍵となり、この参考書にはTOEICで必要な文法と語彙・熟語の全てが網羅されている。

ボリュームも750ページと圧倒的で、質と量をこなしてPart5,6のスコアアップを狙うのに一番適している参考書と言える。

見開きで解説を見ることができるので学習の効率もよく、ページ数の割には早く終わらせることができるだろう。

見かけのページ数にヒヨって挫折さえしなければ、必ずスコアを上げることができる。

間違いなく良著だ。

補足

設問の合間にあるコラムの『出題ポイント』は、説明が長ったらしく、レイアウトも見やすいとは言い難いので、基本的に無視したほうが良い。

分からないことがあれば問題の横にある解答・解説を見れば解決するはずだ。

勉強時間は限られているので、あなたの集中力のリソースはアウトプットに割こう。

極めろ!リーディング解答力 TOEIC L&R TEST PART7

集中力養成マシーン

概要・特色

こちらも700ページを超える大著。

評価

上記の参考書と同じシリーズ。

こちらも質と量をこなすのに最適で、出題されているテーマも幅広く、解説のクオリティも素晴らしく良い。

時間と集中力殺しであるダブルパッセージやトリプルパッセージの問題も豊富に取り扱っており、解くスピードと集中力を養成する手段としては申し分ない。

このテキストと『極めろ!リーディング解答力 TOEIC L&R TEST PART5 & 6』を制覇することができれば、リーディングで400点を超えないことの方が難しいだろう。

補足

ボリュームは本当に多いので、挫折せずにやり切るには"スピード"が重要

正答した問題の解説は無視し、誤答に関しても反省はほどほどにして、とにかく次から次へとページをめくりまくることだ。

TOEIC L&R テスト直前の技術

直前でなくても良い

概要・特色

Partごとに解き方のテクニックを問題を交えながら解説。別冊に1回分の模試付き。

評価

得点が上がりやすいPartから順にテクニックを記載してある本で、TOEICの戦略的な解き方を理解するのに非常に適している。

他の参考書にあるような長ったらしいコラムはほとんどなく、解説も簡潔だ。

また伝授されたテクニックをすぐに付録の模試で実践できるようになっているので、テンポよく学習することができる。

補足

タイトルには『直前』と書いてあるが、学習の初期の頃にやることをオススメする。

このテキストに載せてあるテクニックは全て正しいもので、早めに日常の模試で実践して慣れたほうが良いからだ。

問題の回答目安時間『5秒』にビビるかもしないが、ある程度学習を積み重ねていくと本当に5秒で解けるようになっているから心配はいらない。

また本書では『11日間で学習するのがオススメ』とバカげたことが書いてあるが、分量は全く多くないので7週間以内で終わらせよう。

このテキストで11日もかけていたら到底『極』シリーズを制覇することはできない。

 

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